ふつう歯の治療というと、削って詰めて、型取りして人工物を入れ、汚れをとって見た目をキレイに…と、外側からカタチを変えることばかりでした。これを「外科的」と言い、それなりの効果を発揮してきました。
しかしそれでも効果が十分でなかったり後遺症が出やすい患者さんが多数おり、さらには不定愁訴で治療が思うように進まない方も。その背景には隠れ栄養失調が潜んでいるかもしれません。
このような状 況を改善するために、血液検査と食事記録から栄養状態を解析し、細胞に最適な量の栄養を補給する「内科的」なアプ ローチが必要で、それが「栄養医学療法」です。