吉田歯科診療室デンタルメンテナンスクリニックでは、すでにインプラントをお使いの方に向けて「インプラントを維持する能力」を判りやすく現した「インプラント年齢」を商標登録しました(2021年11月25日)。
インプラントは長く使って行くものですよね。これからは「肌年齢」や「骨年齢」のように、ぜひ「インプラント年齢」を測り、間違いのないように快適に使って行きましょう!
患者さんとの会話から
インプラント年齢を測りましょう
「肌年齢」や「骨年齢」って聞いたことありますよね
実年齢と比べて肌や骨が若いとか老化してるとか
解りやすいですよね
さてここでご紹介するのは
「インプラント年齢™️」です
人工物である歯科インプラントに
本来年齢はありません
しかインプラントの周りの歯肉が
細菌から攻撃を受けていたり
酸素や栄養供給が悪かったり
歯ギシリで痛めつけられていたら
歯肉は腫れ
骨は炎症を起こして逃げ出してしまいます
つまり体はインプラントを維持することができなくなり
最悪インプラントが抜け落ちてしまいます
これを「インプラント周囲炎」と言うのですが
名前が難しいせいかほとんど知られていません
しかも最初はぜんぜん痛くないので
まったく危機感を持ってもらえません
インプラントをお使いの方ならば
誰にでも将来その可能性があるのに
インプラント手術の前に
ちゃんとした説明は
あまりされていないようです
そこで私たちはインプラント年齢™️の名称を用い
インプラント周囲炎の予防と早期解決の重要性を
広く知ってもらいたいと思っています
インプラント年齢™️ 2021年11月25日付で登録
インプラントが維持できる体質になりましょう
インプラント年齢™️とは
既にインプラントをお使いの方を対象に
今後体がインプラントを問題なく維持できそうかどうかを
解りやすく表す指標です
インプラント手術が可能な年齢を表すものではありません
さてインプラントはモノなので
劣化はしますが老化はしません
しかし今問題になっているのは
モノとしてのインプラントの劣化ではなく
体がインプラントを維持できる能力が
あるかどうかです
インプラント周囲炎でインプラントが抜け落ちるのは
モノとしてのインプラントが悪いからではありません
今はどこのメーカーのインプラントも優秀です
問題になるのは
生体がインプラントを維持することが
できなくなることです
そこでその能力を
《年齢》と言い換えてみることにしました
これが《インプラント年齢™️》です
なお、インプラント手術が可能な年齢をお知りになりたい方は
以下をごらんください
https://senri-line.heteml.net/y-dc.org/wp/periodontitis-implantitis/periodontitis/how_old_implant_possible
インプラント年齢を上げるリスクとは
私たちは「インプラントを障害するリスク要因」を調べ
そこから「インプラントを維持できる能力」を予測し
数値化します
最大のリスクは
プラーク(歯垢)の停滞です
そこに喫煙・糖尿病・歯ギシリが加わると
インプラント年齢が急上昇します
もちろんインプラントの位置や
クラウン(上に乗る冠)の形に問題があってプラークが溜まり
その結果インプラント年齢が上がることもあります
しかしそれでも少し難しいかもしれませんが
きちんとケアができていれば
インプラント年齢は上がりにくいと考えられます
問題なのは「きちんと…」がどれくらいのものかが
とても曖昧なこと
一般的には
健康保険で行われる歯の治療の延長として
インプラントのメンテナンスがされています
ところが健康保険の厳しい制約の中で
充分な診査診断をすることはたいへん困難です
また自由診療でインプラントのメンテナンスをしていたとしても
顕微鏡を使っていなかったり
健康診断から栄養状態を評価する事ができなければ
結局インプラント年齢が上がっていることを
見落としていることになります
インプラント周囲炎は自覚症状がほとんどないため
手遅れになる人が多発しているのが現状です
インプラント年齢を決定する条件
私たちは、インプラン年齢が上がる要因には、以下のようなものがあると考えています。
1. 実年齢
2. インプラントを入れた時期
3. 歯がなくなった原因
4. インプラント入れてから現在までの経緯
5. インプラントの埋入位置
6. インプラント周囲粘膜の形態や質
7. インプラント周囲の骨の状態
8. 上部構造の形態
9. 歯周病のリスク
10. ブラッシング(プラークコントロール)の状態
11. 噛み合わせ
12. 歯軋り・噛みしめ・TCH(歯の上下が接触する癖)
13. 喫煙
14. 糖尿病
15. 緊張状態
16. 栄養状態
17. その他の基礎疾患(骨粗鬆症・癌・睡眠時無呼吸症候群…他)
インプラント年齢の検査
インプラント年齢の検査は《基本検査》と《追加検査》に分かれます。
基本検査は、吉田歯科診療室デンタルメンテナンスクリニックが普段行っている初診時の検査に準じています。
そこからさらに詳しい診査が必要な方には、追加検査をお勧めしています。
基本検査
インプラント年齢を調べるための、基本的な検査で、残存歯の検査も同時に行います。
診査項目は以下の通りで、これらを元に写真入りの詳細な診断書が作られます。
- 問診
- インプラントになった経緯(歯周病・歯根破折・先天欠損・義歯使用歴…他)
- 生活習慣(ストレス・食習慣・喫煙・基礎疾患・睡眠・運動・口呼吸…他)
- 歯磨き状況(磨き方・磨く時間・フッ素使用の有無…他)
- 一般写真撮影
- 顕微鏡による拡大観察(炎症・排膿・プラーク付着状況・上部構造形態…他)
- デンタルレントゲン撮影
- パノラマレントゲン撮影
- ポケット測定
- 咬合診査・歯軋り検査
- 持参血液検査データーからの栄養や代謝の評価
所要時間:80分
料金:¥38,500(税込)
追加検査
基本検査では判らない、詳細な情報が得られます。
インプラント周囲や口腔内だけでなく、腸内環境・有害物質の検出・ストレスなどによる全身の栄養状態まで評価し、解決策を提示、結果としてインプラント年齢を下げることを目的とします。
- CT撮影 ¥24,200
- 血液検査 約¥36,000
- 歯周病原菌PCR検査 ¥27,500
- その他の検査(尿中有機酸検査・毛髪ミネラル検査・便総合検査)料金はお問い合わせください
今すぐインプラント年齢を測りましょう!
インプラントは
治療を熱心に進める先生は多いのですが
メンテナンスを積極的に勧める先生は
まだまだ少数です
なぜなら
患者さんにメリットや危機感が
とても分かりににくいからです
しかし以上の方法をもってすれば
誰にでも現状がよくわかり
正しく安心してインプラントを使って行くための方法が
お判りいただけます
さあインプラントをお使いのあなた
今すぐインプラント年齢を測りましょう!
さっそく以下からお申し込みください