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インプラント周囲炎とは

 

 

「歯の周りの炎症」のことを歯周炎といいますが、「インプラントの周りの炎症」はインプラント周囲炎と呼びます。簡単に言えば、インプラントの歯周病が、インプラント周囲炎です。ですから原因や成り立ちはほぼ共通で、対策は歯周病の治療と基本的に同様です。
 
ただしインプラントは神様が創ったものではありませんから、こちらの記事にあるようにそれなりの相違があります。
 
インプラント周囲炎の患者さんにお聞きすると、歯周病の対策をやらないまま早々にインプラント治療を実行されてしまっていることに気がつきます。これでは歯周病原菌は簡単にインプラントに飛び火します。
 
またメンテナンスの必要性や定期健診についてまったく聞いておられなかったり、異常が出たら受診すれば良いと誤った情報を持っておられます。
 
インプラントはご自身の歯よりも細菌感染に弱く、また噛み合わせのバランス調整を定期的に診ていかなくては骨にダメージがかかります。またインプラント周囲炎が進行しても、自分で気がつく事はなかなかありません。これは私たちの体には「免疫」という仕組みがあり、少々の炎症にも自覚がないように出来ているからです。
 
これに関しては、インプラントのすべてが解る本慢性と急性をお読みいただければ幸いです。
 
ご自身の歯とインプラントの最大の違いは、インプラントには「歯根膜」という薄い靭帯の膜に相当する部分がないことです。歯と骨の間には歯根膜があり、直接くっついているわけではありません。しかしインプラントは骨と直接結合しています。
 
歯根膜には血流があり、酸素や栄養・免疫が絶えず供給されていますので、歯周病原菌の攻撃を防御するシステムがあります。しかしインプラントにはそれらがすべて欠如しています。これがインプラントの方が感染しやすいという原因です。
 
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